22歳キーズ4大大会初の女子単決勝!米決戦に「凄いクール」

[ 2017年9月9日 05:30 ]

テニス全米オープン第11日 ( 2017年9月7日    米ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

女子シングルス準決勝で勝利し、喜ぶマディソン・キーズ
Photo By AP

 米国勢4人が占めた女子シングルス準決勝は第15シードのマディソン・キーズと世界ランキング83位のスローン・スティーブンスが勝ち、ともに4大大会初となる9日(日本時間10日)の決勝に進出した。22歳のキーズは第20シードのココ・バンダウェイを6―1、6―2で退け、24歳のスティーブンスは第9シードのビーナス・ウィリアムズを破った。37歳のV・ウィリアムズは15年ぶりの決勝進出はならなかった。

 第2セット途中に右太腿の治療を受けたキーズはバンダウェイとのパワーヒッター対決を制し「頭の中がぐちゃぐちゃでうまく言えないけど、本当にうれしい」とはにかんだ。過去2戦2勝とあって、プレーには自信があふれていた。序盤からラケットを力強く振り抜き、ストロークで圧倒。ブレークポイントの好機を与えず、わずか1時間6分で終わらせ「最高の試合ができた」と誇った。母国開催の舞台で躍進した22歳はスティーブンスとの米国勢対決の決勝を「凄いクール」と待ち望んだ。

続きを表示

2017年9月9日のニュース