東 首位タイ急浮上、精密ショットでベスト67「優勝したい」

[ 2017年9月9日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第2日 ( 2017年9月8日    岩手県八幡平市 安比高原ゴルフクラブ=6640ヤード、パー71 )

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第2日 10番、東はクロスハンドでパットを打つ
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 27位から出た東浩子(25=加賀電子)が第2ラウンドベストスコアとなる67で回り、通算4アンダーの首位タイに浮上した。初日首位の柏原明日架(21=富士通)、10位から出た黄アルム(29=韓国)が並んでいる。3打差4位に川岸史果(23=加賀電子)、笠りつ子(29=京セラ)ら5人がつけた。

 東が正確無比なショットを武器に5バーディー、1ボギーで首位に急上昇した。「始まる前から、フェアウエーが狭いと聞いていたので自分の持ち味を存分に発揮できると思った」。2日間合計のフェアウエーキープ率は78・57%で堂々の1位。最小幅13ヤードのフェアウエーを逆に味方にした。

 苦手パットはクロスハンドで克服した。2週前のニトリ・レディース最終日。「フェアウエーキープ率もパーオン率も良い。でもスコアが出せない」。パターの構えがオープン気味で、先崎キャディーから「クロスハンドにしてみたら?」と助言を受けた。「そうすることで(構えが)スクエアになると気づいて、ようやく調子が良くなってきた」。後半12、13番では4メートル、6メートルをねじ込み2連続バーディーを奪取し「自分でもビックリ!」と喜んだ。

 首位で迎える決勝ラウンドへ向け「やっぱり優勝したい!」ときっぱりと言った。「自分の持ち味を生かしてガンガン行きたい」とツアー初優勝だけを見据えている。

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2017年9月9日のニュース