ボルト氏、引退後初来日　京都・祇園騒然　今後は「陸上から離れることはない」

ウブロブティック京都の開店イベントに登場したウサイン・ボルト氏は、グアダルーペＣＥＯ、舞妓さん、子どもたちと一緒に「ライトニング　ボルト」ポーズ
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　陸上男子１００メートル、２００メートルの世界記録保持者、ウサイン・ボルトさんが５日、現役引退後初来日し、京都市内で行われた高級腕時計ウブロの直営店開店イベントに出席した。１０年からブランドのアンバサダーを務めている。

　観光名所であり、飲食街の祇園が昼間に騒然となった。多数のメディアが駆けつけ、観光客などがスーパースターを一目見ようと黒山の人だかりをつくった。周辺店には２階からスマホをかざす従業員もいた。さすがの注目度だ。

　警察、警備員が路地を行き交う歩行者を誘導する中、舞妓を先頭にしてスーツ、ノーネクタイ姿で登場。左腕にはゴールドの時計を輝かせた。町家街に人類最速男というアンバランスな組み合わせの中、チャリティーイベントも行われた。

　トークショーでは今後に言及した。

　「サッカーもしたいし、チャリティーやこうしたスポンサーの仕事もしていきたい。いろんなことにトライしたいが、陸上から離れることはない。(陸上の)解説もしてみたい」

　ボルトさんは８月の世界選手権(ロンドン)で現役を引退していた。