松山 36位浮上、上位進出手応え「徐々に良くなり始めた」

[ 2017年9月5日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー デルテクノロジーズ選手権第3日 ( 2017年9月3日    米マサチューセッツ州ノートン TPCボストン=7342ヤード、パー71 )

デルテクノロジーズ選手権第3日、8番でバンカーショットを放つ松山。通算イーブンパー
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 プレーオフ第2戦の第3ラウンドが行われ、47位で出た松山英樹(25=LEXUS)は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算イーブンパーの36位に浮上した。ジャスティン・トーマス(24=米国)とマーク・リーシュマン(33=オーストラリア)が通算12アンダーで首位に並んだ。

 終盤に2ホール連続ボギーを叩いた松山は、悔しさを隠せなかった。それでも「良くなり始めたかなという感じはあった」と復調への気配は感じた様子だ。

 雨の中のラウンド。インから出て12番は5メートル、16番は7メートルのチャンスをものにした。後半も2番で残り100ヤードからの3打目を1・5メートルにつけて伸ばした。13ホールでパーオンするなど特にショットの手応えは確かなものがある。「パットが入ればビッグスコアが出せる雰囲気にはなってきている」とうなずいた。プレーオフ第1戦で予選落ちし、年間総合優勝を争うポイントランキングで1位から4位に後退した。このままの順位なら今大会終了後には5位に下がる。「ポイントを積み重ねないと」と気合を入れた。

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