王子谷3連勝で貢献、個人戦の雪辱「引きずらないよう戦った」

[ 2017年9月5日 05:30 ]

柔道世界選手権最終日 ( 2017年9月3日    ハンガリー・ブダペスト )

世界柔道男女混合団体戦決勝 ブラジルの選手(左)に勝った王子谷
Photo By 共同

 前日の個人戦で3回戦敗退した男子90キロ超級(個人戦は100キロ超級)の王子谷(旭化成)は、出場した3試合に全勝して優勝に貢献。「吹っ切れてはいない。でも落ち込んでいるのを引きずらないように戦った」と振り返った。

 決勝では五輪2大会連続銅のシルバを、豪快な大外刈りで延長2分34秒の激闘の末に下した。すでにチームの優勝は決まっていたが「返せるなら返してみろという気持ちで技に入った」と意地の技あり。「この悔しさは、来年の(個人戦)出場権を獲得してぶつけるしかない」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2017年9月5日のニュース