藍「気持ち入り過ぎた」13位後退も米国最後のプレーへ前向き

[ 2017年9月4日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ポートランド・クラシック第3日 ( 2017年9月2日    米オレゴン州ポートランド コロンビアエッジウオーターCC=6476ヤード、パー72 )

ポートランド・クラシック第3日、ホールアウトし笑顔を見せる宮里藍。通算8アンダーで13位
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 今季限りで引退する宮里藍(32=サントリー)は4位から出て2バーディー、2ボギーの72と伸ばせず通算8アンダー、208で首位と9打差の13位に後退した。畑岡奈紗(18=森ビル)は70で回り、通算9アンダーで8位、69で回った横峯さくら(31=エプソン)と71の上原彩子(33=モスバーガー)は通算4アンダーで47位。ステーシー・ルイス(32=米国)が通算17アンダーで単独首位に立った。

 宮里藍はスコアを伸ばせず首位との差は2打から9打に広がった。優勝争いから脱落し「気持ちが入り過ぎたのかもしれない」と悔しさをにじませた。

 序盤から強過ぎるパットが目立った。3番はカラーからの10メートルを1メートル以上オーバーしてボギー。6、8番では高精度のショットでバーディーを奪ったが、7番パー5は2オンしながら3パット。「グリーン上の距離感を合わせられなかったのが伸ばせなかった原因」と肩を落とした。

 14番のティーショットでは右肩に痛みが走った。最終日に向けては「少し不安はあるけど、できる限りのことをやって臨む」と少し表情を曇らせたが、「最終日は米国で最後のプレー。楽しみつつ自分らしくやりたい」と前向きに話した。

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2017年9月4日のニュース