大坂 世界418位のカネピにまさかの苦杯 16強入りならず

[ 2017年9月4日 05:30 ]

テニス全米オープン第6日 ( 2017年9月2日    米ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

3回戦で敗北を喫し顔を手で覆う大坂なおみ(AP)
Photo By AP

 女子シングルス3回戦で世界ランキング45位の大坂なおみ(日清食品)は世界418位のカイア・カネピ(エストニア)に3―6、6―2、5―7で敗れた。奈良くるみ(安藤証券)はルーシー・サファロバ(チェコ)に3―6、2―6で敗れてともに4大大会初のベスト16入りはならず、同種目の日本勢は姿を消した。女子ダブルス2回戦で青山修子(近藤乳業)楊ショウケン(中国)組は勝ち、日比野菜緒(ルルルン)アリシア・ロソルスカ(ポーランド)組と土居美咲(ミキハウス)荘佳容(台湾)組は敗れた。

 19歳の大坂は昨年に続いて3回戦の壁を破ることができなかった。「相手は我慢してプレーしていたが、私は気持ちを安定させることができなかった。いいプレーができなかった」と涙が止まらなかった。元世界ランキング15位のカネピとパワーヒッター同士の対戦。1セットずつを奪って迎えた第3セット。大坂は一度は流れを引き寄せたが4―3の第8ゲームの40―30で、サーブで相手を崩した後の好機にバックハンドをネットにかけると、その後もミスが続いた。「練習は良かったのに、試合では全てが悪かった」とうなだれた。

続きを表示

2017年9月4日のニュース