トヨタ自動車、ホンダ下し3敗キープ 豊田自動織機は大勝

[ 2017年9月4日 05:30 ]

日本女子ソフトボールリーグ ( 2017年9月3日 )

 新潟・長岡、岩手・一関、神奈川・茅ケ崎の3会場で第6節の6試合が行われ、3本塁打を放ったトヨタ自動車はホンダに8―2で快勝して3敗をキープした。豊田自動織機も伊予銀行に8―0で大勝した。ビックカメラ高崎はサヨナラでデンソーを下し、開幕13連勝とした。

 ≪トヨタ自・山下、本領発揮≫女王がいよいよ本領発揮だ。3本塁打の攻勢で、ホンダとの「自動車対決」を制した。1点を追う初回に山下が同点のソロアーチ。リーグ2年ぶりの一発に、「長打も打てる2番を目指しているので、いい場面で打てて良かった」と口元を緩めた。前半戦はまさかの3敗。2カ月の中断期間中は、基礎体力の強化を図った。ライバルのビックカメラ高崎は全勝をキープするものの、「よそは気にせず、自分たちの戦いをするだけ」と中西あかね監督は話した。

 ≪伊予銀行、魔の5回に沈む…≫2日連続で内海が「魔の5回」に崩れた。先頭打者を四球で出し、盗塁、犠打で1死三塁とピンチが広がり、高坂に先制点となる左犠飛を浴びた。続く佐藤に右前打を許したところで降板。3点リードから胡子に3ランを浴びた前日のホンダ戦と同じ崩れ方に、左腕は「あの回が課題。無駄な走者を出したのが痛かった」と嘆いた。リーグだけでなく、地元・愛媛で開催される国体にも照準を合わせる今季。「自分が中心という気持ちで投げていく」と誓った。

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2017年9月4日のニュース