ダニエル太郎、大金星ならず ナダルから第1セット先取も逆転負け

[ 2017年9月1日 13:28 ]

ナダルのショットをリターンするダニエル太郎(AP)
Photo By AP

 テニスの全米オープン・男子シングルス2回戦が8月31日(日本時間9月1日)に米ニューヨーク州、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、世界ランキング121位のダニエル太郎(24=エイブル)が、第1シードのラファエル・ナダル(31=スペイン)に6−4、3−6、2−6、2−6と逆転で敗れた。第1セットを奪ったものの最後は格上のナダルに押し切られ、大金星はならなかった。ナダルは3年連続11回目の3回戦進出。

 3年ぶりに世界ランキング1位に返り咲いた王者との初めての対戦。第1セット、ともにサービスゲームをキープする中、第8ゲームでブレークポイントを2度握られながらもしのぐと、第9ゲームをブレーク。続く第10ゲームをキープして6−4で第1セットを先取した。

 第2セットも、先にブレークしたのはダニエル。1−1で迎えた第3ゲーム。勝負どころで鋭いショットを決め、このゲームをブレークしてガッツポーズ。しかし、直後のゲームでブレークバックされると、第7ゲームから3ゲーム連続して奪われ、このセットを3−6で落とした。

 第3セットは、第1ゲームをキープしたものの、第3ゲームをラブゲームでブレークされると流れは一気にナダルに。5ゲーム連取を許すなど防戦一方の展開で、第3セットを2−6で奪われた。

 迎えた第4セット。ラリーで圧倒するなど見せ場をつくる場面もあったが、自力に勝る相手に最後は押し切られ、初の3回戦進出には届かず。セットカウント1−2から逆転し四大大会初勝利となった1回戦の再現はならなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2017年9月1日のニュース