松山 大出遅れ102位、精彩欠く 首かしげ「分からない…」

[ 2017年8月26日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ノーザントラスト第1日 ( 2017年8月24日    米ニューヨーク州オールドウェストバリー グレンオークス・クラブ=7346ヤード、パー70 )

ノーザントラスト第1日、15番でティーショットを放つ松山。4オーバーで102位と出遅れた
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 第1ラウンドが行われ、年間総合優勝を争うポイントで首位の松山英樹(25=LEXUS)はバーディーなしの4ボギーで74の102位と出遅れた。ラッセル・ヘンリー(28=米国)が64で首位に立ち、ダスティン・ジョンソン(33=米国)が1打差の2位で続いた。

 松山の顔が曇った。ショートホールを除く14ホールのティーショットで、フェアウエーを捉えたのは半分の7度だけ。優勝したブリヂストン招待、直後の全米プロで使用したマレット型からピン型に持ち替えたパターも33パットと精彩を欠いた。首位に10打差をつけられたラウンドに「いいところが全くなかった」と肩を落とした。

 今季18試合に出場し、予選落ちは2月のジェネシス・オープンの一度だけ。3勝を含む7度のトップ10と安定した成績を残してきた。珍しく大きく出遅れた第1日を振り返り、「(要因は)分からない」と首をかしげた。

 最終戦までの4大会は、出場枠が125、100、70、30と絞られるシステムとなっている。獲得ポイントでトップに立つ松山は、米ツアーによると最後のツアー選手権(9月21日開幕)まで出場できることが確実となっているという。

 過去には、昨年5月のウェルズ・ファーゴ選手権で初日74の101位と出遅れたが、大きく巻き返して結果は11位フィニッシュした経験もある。昨年はプレーオフの初戦で予選落ち。今年は大会名もコースも変わったが、上位に進んで雪辱を果たしたいところだ。

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2017年8月26日のニュース