向田 残り6秒、悪夢逆転負けに涙「強い気持ちでいかないと」

[ 2017年8月26日 05:30 ]

レスリング世界選手権第4日 女子53キロ級決勝   向田 6―8 カラジンスカヤ ( 2017年8月24日    フランス・パリ )

世界レスリング女子53キロ級決勝で逆転負けを喫し倒れ込む向田=手前(AP)
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 女子53キロ級の向田は悪夢の逆転負けを喫した。欧州選手権優勝のカラジンスカヤ(ベラルーシ)との決勝は序盤で6―0とリード。しかし「相手のプレッシャーに負けて途中から怖くなった」と気おされて守勢に回った。

 指をつかむ反則などで思わぬ失点も重なり6―4。さらに残り6秒で浴びせ倒され、4失点を喫して敗れた。昨年は55キロ級で優勝し、53キロ級では吉田の後釜として期待される20歳。「もっと強い気持ちでいかないと」と涙が止まらなかった。

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2017年8月26日のニュース