白鵬Jr“パパの敵討ち” 7月場所敗れた御嶽海を下手投げ

[ 2017年8月25日 05:30 ]

白鵬の長男・真羽人(まはと)くん(左)は御嶽海にぶつかる
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 大相撲の夏巡業が東京・お台場の特設会場で行われ、横綱・白鵬の長男・真羽人(まはと)くん(8)が“父のリベンジ”に成功した。

 朝稽古の後に行われた関取と子供の稽古に参加すると、父が7月の名古屋場所で唯一の黒星を喫した関脇・御嶽海を対戦相手に指名。48秒の長い相撲の末に左からの下手投げを決めた。「押し出そうと思ったが押せなかったので投げにいった。絶対に勝とうと思った」。ラグビーで鍛えた足腰と父譲りの勝負根性で会場を沸かせた。

 御嶽海は「8歳にしては凄い。当たりも強い」と実力を認め「先場所の借りを返された。世代交代かな」と笑った。息子の奮闘を聞いた白鵬は「(自分が)負けた相手を知ってるのは凄い。こういうことを経験して好きになってくれれば、形になっていくんじゃないか」と目を細めていた。

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2017年8月25日のニュース