リオ五輪・銅の奥原 世界選手権16強進出も内容には不満

[ 2017年8月24日 05:30 ]

世界選手権第3日2回戦   奥原希望2―1レイチェル・ホンダーリック ( 2017年8月23日    英グラスゴー )

女子シングルス2回戦、カナダ選手に勝利した奥原希望
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 23日に各種目の2回戦が行われ、女子シングルスはリオデジャネイロ五輪銅メダルで第7シードの奥原希望(日本ユニシス)がレイチェル・ホンダーリック(カナダ)を2―1で下し、16強による3回戦に進んだ。

 同ダブルスは福万尚子、与猶くるみ組(ヨネックス)が台湾のペアに2―0で快勝した。男子ダブルスの園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)はドイツのペアに2―1で逆転勝ちし、初戦を突破。同シングルスの常山幹太(トナミ運輸)は黄永棋(香港)に1―2で競り負けた。

 思わぬ苦戦を強いられた。女子シングルスで世界ランキング9位の奥原は初戦で、同53位のホンダーリックを相手に第2ゲームを落とした。会場内にわずかに吹いた風に「戸惑った」と対応が遅れたのが要因だ。

 「35点くらい。内容的にはまだまだ」と笑顔はなかった。銅メダルに輝いたリオ五輪後に右肩を痛め、実戦に復帰できたのは3月。「試合から離れていたので判断が遅れた。まだ勝負できる段階までいっていない」と手探りの戦いが続く。

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2017年8月24日のニュース