山下、上村両IJF理事が再任へ ビゼール会長も3期目確実

[ 2017年8月24日 23:23 ]

IJFの理事会を終え、記者の質問に答える全日本柔道連盟の山下泰裕会長
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 全日本柔道連盟の山下泰裕会長と総本山である講道館の上村春樹館長の両氏が、25日にブダペストで開かれる国際柔道連盟(IJF)総会で理事に再任される方向であることが24日、分かった。同日のIJF理事会後に山下氏が明らかにした。

 理事の任期は4年。総会では2007年に就任したマリアス・ビゼール会長に対立候補者はなく、3期目に入ることが確実な情勢となっている。

 IJFでの日本人理事は暴力指導問題など相次ぐ不祥事の影響を受け、13年8月に上村氏が退任。不在となっていたが、15年8月にビゼール会長の指名により山下、上村両氏が理事に復帰していた。

 理事会では10月にクロアチアのザグレブで会合を開き、「有効」の廃止などIJFが今年から試験導入している新ルールについて最終確認することが決まった。(共同)

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