柔道女子63キロ級で能智が金、競泳萩野は銀 台北ユニバ

[ 2017年8月22日 05:30 ]

ユニバーシアード柔道女子63キロ級決勝でアルジェリア選手(右)を下し、優勝を決めた能智
Photo By 共同

 ユニバーシアード夏季大会第3日は21日、台北で各種目が行われ、柔道女子63キロ級の能智亜衣美(筑波大)が金メダルを獲得した。70キロ級の新添左季(山梨学院大)は銀、男子90キロ級の向翔一郎(日大)は銅。競泳男子100メートル背泳ぎで萩野公介(ブリヂストン)は54秒12で銀、女子50メートルバタフライで平山友貴奈(筑波大)が26秒51で銅メダルを獲得した。重量挙げ男子69キロ級で宮本昌典(東京国際大)がジャーク179キロの日本新記録をマークしてトータル324キロで銅、体操女子の団体総合も日本が銅メダルを手にした。

 柔道女子63キロ級の能智が決勝を含む4試合で一本勝ちと盤石の戦いで金メダルに輝いた。決勝はアルジェリア選手から技ありを奪うと、そのまま抑え込み。「優勝しか考えられなかった」と完勝にも涼しい顔だった。同階級の日本勢は、リオ五輪5位の田代未来(コマツ)の負傷離脱後に低迷し、今年の世界選手権への派遣が見送られた。3年後の東京五輪を見据え「1試合のミスも許されない。全力でやり続ける」とまなじりを決した。

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2017年8月22日のニュース