レイカーズにタンパリング疑惑 NBAが調査へ

[ 2017年8月21日 14:48 ]

レイカーズのタンパリング疑惑で注目されているサンダーのジョージ (AP)
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 NBAペイサーズからサンダーにトレードされたポール・ジョージ(27)をめぐり、それ以前の段階でレイカーズが不正なタンパリング(事前交渉)を行っていた疑惑が浮上。ペイサーズの訴えを受けてNBAがリーグ独自の調査に乗り出していることが明らかになった。

 NBAのマイク・バース広報は「まだ証拠は出てきていない。レイカーズは調査に協力的な態度を示している」とコメント。今後はジョージ獲得に積極的な姿勢を示していたマジック・ジョンソン社長(58)から事情を聴取する可能性も出てきた。

 ジョージは来オフにFAとなるが「ペイサーズには残留しない」と退団の意思を示したことからペイサーズはいち早くサンダーへトレード。今季終了のあと、サンダーからFAとなって生まれ故郷でもあるロサンゼルスを本拠にしているレイカーズに移籍することは可能だが、仮にレイカーズがタンパリングと認定された場合には当該球団との交渉はできないため、今後の動向が注目されるところ。なお“有罪”となった場合、交渉禁止以外に500万ドル(約5億5000万円)の罰金と、不正に交渉した当事者の資格停止処分などが科せられるため、ジョンソン社長の身分にも暗雲が漂っている。

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2017年8月21日のニュース