多田修平、ユニバに出発「最低でも10秒0台出したい」

[ 2017年8月20日 11:36 ]

出発前に取材に応じる多田修平
Photo By スポニチ

 陸上の世界選手権男子400メートルリレーで銅メダルを獲得した多田修平(21=関学大)らが20日、ユニバーシアード(陸上競技は23〜28日・台北)に向けて成田空港を出発した。国際大会の連戦となる多田は「疲労はあるが10秒0台は最低でも出したい」と意気込んでいた。

 「世界大会は弱気になってしまう部分もあるが、世界選手権を終えてそれは克服できたかな」と成長を実感。100メートルの元世界記録保持者アサファ・パウエル(ジャマイカ)の兄、ドノバン・パウエルコーチから祝福のメッセージを贈られたことも自信になった。

 帰国後は疲れを抜くことに重点を置き、大会後にスパイクを履いたのは昨日(19日)が最初だという。「練習はあまりしていなくて、ほぼ毎日ケアしている。ふくらはぎに疲労がたまりやすいので、もみほぐすようにはしている」と体のメンテナンスには余念がない。

 400メートルリレー決勝を現地で観戦できなかったという実家の両親に銅メダルを手渡した。「両親はすぐ首にかけていました。近所の人にもサインを求められ10枚以上書いた」とメダリストとしての一面をのぞかせていた。

続きを表示

2017年8月20日のニュース