藤本優勝で1億円ゲットも「1億円懸けて戦っている感覚なかった」

[ 2017年8月20日 17:11 ]

ネスレマッチプレーレクサス杯 ( 2017年8月20日    北海道・恵庭CC )

 ツアー2勝の藤本佳則(27=国際スポーツ振興協会)が初優勝を飾り、賞金1億円を獲得した。準決勝で初代王者の松村道央(34=吉野電化工業)を3&2で破ると、決勝で小平智(27=Admiral)に1アップで競り勝ち頂点に立った。

 ショットが好調だった藤本は終盤になって乱れたが、17番で5メートルのパーパットを沈めて小平の逆転を許さなかった。ラウンド中は同学年の相手と会話を楽しむ姿も見られ、「1億円を懸けて勝負している感覚なかった」という。ただ、その一方で「黙って自分の世界に入られる方が嫌だった」とも口にした。

 お盆にお墓参りへ出かける際、祐未夫人から行動が遅いことを指摘されて“逆ギレ”。夫婦げんかに発展すると以降は、夫人とは口も聞いていないという。遠征中に夫人と連絡を取らなかったのは初めてだが、「それが良かったんちゃいます」とにやり。それでも、「(賞金1億円は)嫁さんが喜ぶんちゃうんすか。これで帰って機嫌が悪かったら、どうしようもないですね」と仲直りするきっかけをつかみ、うれしそうだった。

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2017年8月20日のニュース