沙羅「倍返し」今季GP初V!第2戦失格の雪辱成功

[ 2017年8月20日 05:30 ]

ノルディックスキー グランプリ・ジャンプ女子個人第3戦 ( 2017年8月19日    チェコ・フレンシュタート )

GPジャンプ女子個人第3戦で優勝し、笑顔でトロフィーを掲げる高梨沙羅
Photo By 共同

 高梨沙羅(クラレ)が1回目に97・5メートルで2位につけ、2回目に最長不倒の102メートルを飛んで合計242・6点で今季のGPで初優勝した。伊藤有希(土屋ホーム)は1回目が100メートルでトップに立ったが、2回目が96・5メートルで、合計231・6点の3位だった。勢藤優花(北海道ハイテクAC)は209・0点で6位、岩渕香里(北野建設)は191・9点で13位だった。

 GPの個人総合5連覇中の高梨は1回目の2位から102メートルの大ジャンプで逆転し、今季のGP3戦目でついに初勝利を挙げた。初戦は2位。第2戦は暑さで汗をかきすぎたのか、スキーの長さに必要な体重を満たさず失格となっていただけに、「うれしい気持ちでいっぱい。悔しさをばねに、倍返ししてやりたいという気持ちで乗り込んできた」と大喜びした。

 18日の第2戦は伊藤がGPの個人初優勝。勢藤は6位。岩渕は17位だった。

続きを表示

2017年8月20日のニュース