伊藤有希が初V 高梨沙羅は体重が規定下回り失格

[ 2017年8月19日 07:26 ]

 ノルディックスキーの夏の国際大会、グランプリ(GP)ジャンプ女子は18日、チェコのフレンシュタートで個人第2戦(ヒルサイズ=HS106メートル)が行われ、伊藤有希(土屋ホーム)が合計222・7点でGPの個人初優勝を果たした。1回目に最長不倒の95・5メートル、2回目は93メートルを飛んだ。

 高梨沙羅(クラレ)はスキーの長さに関する規定違反により予選で失格となった。関係者によると暑さで脱水したため、使用したスキーの長さに対して必要な体重に満たなかったとみられる。

 勢藤優花(北海道ハイテクAC)は2回とも89・5メートルの204・4点で6位。岩渕香里(北野建設)は85メートル、85メートルの178・3点で17位だった。

 ▼伊藤有希の話 内容的には先週(11日の第1戦)よりも良かった。ちょっと物足りない部分もあったけど、調整の仕方は間違ってなかった。自分の試合内容に集中して臨めた。

 ▼勢藤優花の話 練習では全然うまく飛ぶことができなくて、すごく不安だったけど、いいジャンプを2回そろえられたので良かった。昨季よりは少し成長しているかなと思う。

 ▼岩渕香里の話 (踏み切りの)タイミングを合わせることができなかった。滑りは悪くないと思うので、同じようにやっていけば、うまくかみ合ってくれるんじゃないかと思う。(共同)

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2017年8月19日のニュース