ナダル敗退で5年ぶりに4強にBIG4不在に

[ 2017年8月19日 14:50 ]

ウエスタン・アンド・サザン・オープン準々決勝   キリオス2―0ナダル ( 2017年8月18日    米シンシナティ )

キリオスに敗れたナダル(AP)
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 テニスのウエスタン・アンド・サザン・オープンは18日に米シンシナティで準々決勝が行われ、世界ランキング1位に返り咲きが決まっているラファエル・ナダル(31=スペイン)がニック・キリオス(22=オーストラリア)に2―6、5―7で敗れた。

 両者とも雨で前日から順延された3回戦を勝ち抜き、さらに準々決勝というダブルヘッダーだった。1時間20分でストレート負けを喫したナダルは「ニックは素晴らしい選手だが、自分のプレーもひどかった」と26本もの凡ミスを犯した自分の出来を嘆いた。

 フェデラー、ジョコビッチ、A・マリーを含むBIG4のうち、ナダル以外はケガのために今大会を欠場している。4大大会に次ぐ格付けのマスターズ大会で、BIG4が1人も4強にいないのは12年マスターズ・パリ大会以来5年ぶりのこと。その時の大会を制したフェレール(スペイン)、杉田を下したディミトロフ(ブルガリア)、地元米国のイスナーがベスト4進出を決めた。

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2017年8月19日のニュース