110障害で準決勝進出の増野 決勝進出のサニブラウンに刺激「近いうちには自分も」

[ 2017年8月11日 17:11 ]

羽田空港で取材に応じる増野元太
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 陸上の世界選手権男子110メートル障害で日本勢として10年ぶりに準決勝に進んだ増野元太(24=ヤマダ電機)が11日、ロンドンから羽田空港に帰国した。男子200メートルでサニブラウンが史上最年少で決勝進出した快挙に「着順で決勝に進んだことはすごい。近いうちには自分も決勝に進みたい」と刺激を受けていた。

 歴史的瞬間となった男子200メートル準決勝は会場で観戦した。「ゴール側で見ていたのでよく分からなかったけれど、いったいったいった!と興奮して見ていました。決勝は誰もが目指すところだし、日本人で出来ているということはすごいと思う」と話した。

 増野自身は隣のレーンの選手が転倒する不運もあって、決勝進出を逃した。今年の日本選手権(6月)では日本記録に0秒01と迫る好タイムを持って臨んだ大会だっただけに悔しさもある。「日本記録を出したいという思いはあった。(転倒は)ハードルなんで良くあること、仕方ないです。ただ、まさかあそこで…」と苦笑いしていた。

 世界選手権を初めて経験し、東京五輪で決勝進出という思いも強くなった。「絶対無理だという感じはなかった。東京五輪で決勝進出という思いは強くなった」と決意を新たにしていた。

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2017年8月11日のニュース