史果、海外メジャー自己ベスト66「ほぼ完璧 自信になる」

[ 2017年8月7日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー 全英リコー女子オープン最終日 ( 2017年8月6日    英国セントアンドリュース キングズバーンズ・リンクス=6697ヤード、パー72 )

最終ラウンド、1番でバーディーを奪った川岸史果
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 59位で出た川岸史果(22=加賀電子)が1イーグル、5バーディー、1ボギーの66で回り通算7アンダーで終えた。72位の野村敏京(24=フリー)は71で1オーバー。76位の西山ゆかり(35=アマダホールディングス)は74で5オーバー。31位の上原彩子(33=モスバーガー)は17ホール終了でイーブンパー。13位の鈴木愛(23=セールスフォース)は10ホール終了で8アンダーだった。

 海外メジャーの自己ベストスコア66をマークした川岸は「ほぼ完璧。90点です。強い風に苦しんだけど最終日の60台は自信になる」と充実感を漂わせた。

 1番で伸ばした後、パー5の2番で2オンして連続バーディーで滑り出した。8番パー5では残り244ヤードから3Wでピン左1・5メートルにつけて会心のイーグルを奪った。「あれで流れに乗れた」。後半はボギーなしの2バーディー。国内ツアーでは優勝争いしながら最終日に失速することが多かっただけに喜びはより大きかった。

 リンクスの風を克服できた要因を「アイアンの切れが良かった。フェースに乗ったドローボールが打てた」と分析。初メジャー全米女子オープンは予選落ちしたが「飛距離は通用する」と実感した。今大会は「2打目以降も自信ができた」。

 全米女子オープンで「世界のレベルの高さを知った。こういう環境でやらないと」と痛感し、直後に米ツアーの予選会にエントリーした。世界に挑戦する22歳。スコットランドでの4日間は貴重な経験になるはずだ。

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2017年8月7日のニュース