ボルト敗れる 世陸最後の男子100は3位 ガトリン12年ぶりV

[ 2017年8月6日 05:47 ]

世界陸上男子100メートルを制したガトリン(左)。右は3着に敗れたボルト(AP)
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 陸上の世界選手権第2日は5日、英ロンドンで行われ、男子100メートル決勝は今大会で引退する世界記録保持者のウサイン・ボルト(30=ジャマイカ)が3着に敗れた。優勝はジャスティン・ガトリン(35=米国)だった。優勝タイムは9秒92、2005年以来12年ぶりに最速の座を奪回した。

 ボルトは4日の予選を10秒07、この日の準決勝を9秒98で勝ち上がり、単独最多の4度目の優勝に挑んだがスタートで出遅れ追い上げ及ばなかった。

 過去世界選手権では2009年ベルリン大会で9秒58の世界新記録を樹立し優勝、11年の大邸ではフライング失格、13年モスクワ、15年北京で優勝した。また、五輪では同種目で08年北京、12年ロンドン、16年リオと3連覇を飾った。

 日本勢は準決勝にケンブリッジ飛鳥(24=ナイキ)、サニブラウン・ハキーム(18=東京陸協)、多田修平(21=関学大)が進んだが全て敗退、9秒台も記録できなかった。

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