沙羅&有希が同点優勝「驚きとうれしさ」「幸せ分け合えた」

[ 2017年8月6日 05:30 ]

表彰台で1位を分け合った高梨(左)と伊藤
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 ノルディックスキーの大倉山サマージャンプ大会は5日、北海道札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS134メートル)で行われ、女子は高梨沙羅(20=クラレ)と伊藤有希(23=土屋ホーム)が222・8点で並び、同点優勝となった。高梨は112・5メートル、126メートル。伊藤は105・5メートルと、2回目にジャンプ台記録となる135・5メートルを飛んだ。

 大会初の同点優勝となり、2人は初めてそろって表彰台の真ん中に立った。今季2勝目の高梨は「(ラージヒルの)大倉山の規模で同点になるのは珍しい。驚きとうれしい気持ちの両方」。3連勝となった伊藤は「幸せを分け合えた感じ。この3試合は(風の)運に助けられたので、これからは実力で」と気を引き締めた。今後2人は11日にフランスで初戦を迎える女子のグランプリに出場する。

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2017年8月6日のニュース