浅田真央さん、地元名古屋で演技披露 今後も「スケートと歩む」

[ 2017年8月4日 20:04 ]

愛知県の大村秀章知事(右)から県民栄誉賞の表彰を受けた浅田真央さん
Photo By 共同

 フィギュアスケートの元世界選手権女王の浅田真央さんが4日、愛知県体育館で行われたアイスショー「ザ・アイス」で、4月の引退後初めて地元名古屋市で演技を披露し「(自身が座長の)ザ・アイスが終わっても、スケートから離れることはないと思う」と今後も何らかの形でスケートに携わる意向を示した。

 「5歳からスケートを始めて、ずっと今までスケートとともに成長してきた」という2010年バンクーバー冬季五輪銀メダリストは「どういう形であるかは自分でもまだ分からないので、もう一度じっくり考えてスケートとともに歩んでいけたら」と語った。

 この日は氷上で愛知県の県民栄誉賞、名古屋市の特別スポーツ功労賞の表彰を受け、県からは浅田さんのスピンする姿などが描かれたティーセット、市からは特注のケーキが贈られた。「素晴らしい賞をいただけてすごくうれしいし、気持ちがきゅっと引き締まった感じ」と喜びを口にした。

 ショーで浅田さんは新たな演目をしっとりと演じ、世界選手権男子2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)は平昌五輪シーズンでショートプログラムに用いるビバルディの「四季」の「冬」を情感豊かに滑った。

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2017年8月4日のニュース