錦織 苦手デルポトロ下し8強 2試合連続の深夜決戦制す

[ 2017年8月4日 15:01 ]

シティ・オープン ( 2017年8月3日    米ワシントン )

錦織圭(AP)
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 テニスのシティ・オープンが3日、ワシントンで行われ、男子シングルスで第2シードの錦織圭(27=日清食品)は3回戦で09年全米オープン王者フアンマルティン・デルポトロ(28=アルゼンチン)と対戦し、6―4、7―5のストレートで下して8強入りを決めた。錦織は4日の準々決勝でトミー・ポール(20=米国)と対戦する。

 ここまでの対戦成績で1勝5敗とデルポトロを苦手としている錦織。試合は悪天候のため日付が4日に変わってからスタート。錦織にとっては2戦連続での深夜決戦となった。

 第1セット、両者とも順調な立ち上がりを見せたが、2―2で迎えた第5ゲームで錦織がブレーク。40―30からデルポトロがボレーをネットに打ち込む痛いミス。第1セットは錦織が6―4で取った。

 第2セットは第1ゲームを錦織がいきなりブレーク。ポイントを先取して優位に進め、4度目のブレークポイントをものにした。錦織が第2ゲームを難なくキープし、迎えた第3ゲーム。デルポトロにフォアハンドでのミスが連発。この好機にリードを広げたい錦織だったが、度重なるブレークポイントをデルポトロにしのがれた。

 第8ゲームでブレークされ、流れがデルポトロに行きかけたところだったが、第10ゲームで相手のブレークポイントをしのいでキープ。流れを取り戻した錦織は第11ゲームを雄たけびを上げてブレークし、このセットを7―5でものにした。

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2017年8月4日のニュース