ロス五輪 28年開催受け入れでIOC巨額支援 24年はパリ

[ 2017年8月2日 05:30 ]

2028年夏季五輪の開催受け入れを発表するロサンゼルスのガーセッティ市長
Photo By ゲッティ=共同

 2024年夏季五輪招致を争っていたロサンゼルスが7月31日に28年大会開催の受け入れを表明し、20年東京五輪に続く2大会の舞台は既定路線だったパリ、ロサンゼルスの順で固まった。24年大会をパリに譲る形となったロサンゼルスのガーセッティ市長は、国際オリンピック委員会(IOC)との交渉で「見送るには良すぎる条件を示された」と語った。

 28年大会を開催することでロサンゼルスはIOCから、これまでを上回る18億ドル(約1980億円)の支援を受けることになる。IOCはさらに、大会で剰余金が発生した場合の20%の取り分も放棄し、その分は大会組織委員会に渡る。ロス側はこうした資金を若者のスポーツ参加率向上に使う方針を示した。

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