一平　男子２００平で銅、世界新Ｖ逃すも「お家芸復活示せた」

水泳世界選手権第１５日 （ 2017年7月28日    ハンガリー・ブダペスト ）

男子２００メートル平泳ぎ決勝、レースを終え喜び合う２位・小関（左）と３位・渡辺
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　銅メダルを手にした渡辺は「３位は素直にうれしい。ダブル表彰台で日本のお家芸復活を示せたと思う」と晴れやかに語った。

　ラストの伸びを欠いたが、１５０メートルまでのストローク数を準決勝から２つ減らして体力を温存して、最後にスパートをかけるプラン通りのレースを展開。昨年のリオ五輪では準決勝で五輪記録を出しながら、決勝では思い描いたレースができずに６位となる苦い経験があっただけに「自分の泳ぎが落ち着いてできたのが良かった。リオの悔しさは晴らせた」と胸をなで下ろした。

　目標に掲げていた世界記録を更新しての優勝は持ち越しとなった。小関や同じ２０歳で優勝したチュプコフらライバルとの争いは今後も続く。「負けた悔しさはある。東京五輪ではぶっちぎりで優勝したい」。３年後の金メダルへの思いはより一層深まった。