日馬、左肘手術も 伊勢ケ浜親方「本人も悩んでいる」

[ 2017年7月28日 05:30 ]

横綱・日馬富士
Photo By スポニチ

 30日から始まる夏巡業を休場する大相撲の横綱・日馬富士(33)が慢性的な痛みを抱える左肘を手術する可能性が27日、浮上した。東京・両国国技館で行われた日本相撲協会の理事会後、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が、「(手術など)そういうことも考えている。本人も今、悩んでいる。時期的に今からやらないと次の場所に間に合わない」と話した。

 日馬富士は11勝4敗で終えた名古屋場所後、24日にモンゴルへ一時帰国。最近は両肘にサポーターを巻いて患部を保護するなど満身創痍(そうい)の状態が続いている。左肘は炎症が起きて神経に触れており、芳しくないという。同親方は「炎症が止まり次第(巡業に)合流するが、炎症が止まらないと(左肘は)上がらないし伸ばせない」と説明した。

 また、6月に左膝を手術し、名古屋場所を途中休場した同部屋の大関・照ノ富士(25)についても入院中であることを明かした。夏巡業は全休の見通しで、治療に専念するという。

続きを表示

2017年7月28日のニュース