フィギュア女子、15歳紀平が4回転サルコー成功 Jr強化合宿

[ 2017年7月26日 05:30 ]

フィギュアスケートのジュニア強化合宿で練習する紀平
Photo By 共同

 フィギュアスケートの全日本ジュニア強化合宿が25日、愛知県の中京大アイスアリーナで公開され、紀平梨花(15=関大KFSC)が4回転サルコーに成功した。紀平は昨年9月のジュニアGPシリーズで史上7人目のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の成功者となり、このオフから4回転トーループとサルコーに取り組んでいる。

 最近はサルコーの練習量を増やした。国際大会で成功すれば、安藤美姫に次ぐ2人目となる大技。転倒が目立ったが、23回目のアタックでクリーンに着氷した。「結構いい感じなので後々自分の武器になってくれば」。今季のプログラムは、現時点でフリーにトリプルアクセル2発の構成だが、「確率が上がってくれば入れたい」とサルコーの実戦投入にも意欲を見せた。

 国際連盟(ISU)の年齢制限のため18年平昌五輪の出場資格はなく、22年北京五輪が最大目標。「今季は五輪シーズンで周りから見習えるところがあると思う。北京に出られるように、今年見習って4年後に思い出しながらできたらいい」と夢舞台を見据えていた。

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2017年7月26日のニュース