シンクロ日本 銅獲得もロシア不出場で事実上の“完敗”

[ 2017年7月23日 05:30 ]

フリーコンビネーションの表彰式で銅メダルを胸に歓声に応える日本=ブダペスト
Photo By 共同

 水泳の世界選手権第9日は22日に各種目が行われ、シンクロナイズドスイミングのフリーコンビネーションで、予選3位の日本(乾、中村、中牧、阿久津、福村、河野、丸茂、小俣、田崎、大沢)は93・2000点で2大会連続の3位だった。チームのテクニカルルーティンに次いで今大会2つ目のメダル。同種目にロシアは出場していない。

 日本は今大会で形成されたロシア、中国、ウクライナの下に位置する格付けを覆せなかった。3位に入るもロシアは不出場。井村雅代ヘッドコーチは「ジャッジの中でランクがついている。日本はゼロになりました」と完敗を認めるしかなかった。

 世界の3番手だったリオ五輪から後退し、指揮官は「選手の人材も見直して、大型化する。ゼロから出直しです」と抜本的な改革の必要性を訴えた。

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2017年7月23日のニュース