井村ジャパン 4位で連続メダル逃す シンクロチームFR

[ 2017年7月22日 05:30 ]

水泳世界選手権第8日 ( 2017年7月21日    ハンガリー・ブダペスト )

シンクロ・チームFR 悔しそうな表情の日本
Photo By 共同

 各種目が行われ、シンクロナイズドスイミングのチーム・フリールーティン(FR)決勝で日本(乾、中村、中牧、阿久津、林、丸茂、福村、小俣)は93.1000点の4位に終わり、この種目で2大会連続のメダル獲得はならなかった。ロシアが97.3000点で制した。水球男子の日本は1次リーグD組最終戦でクロアチアに6―16で敗れた。同組3位となり、23日の決勝トーナメント1回戦でギリシャと対戦する。

 チームFRの日本は3位のウクライナに0.8333点もの差をつけられて4位に終わった。乾は「最後の最後まで魂を込めて泳げた。力は出し切った」と涙した。リフトの高さやインパクトで見劣りし、武器とする同調性の乱れや隊列の小さなずれが出た。今大会のメダルはここまでチームTRの1つだけ。「大会を通してジャッジがひどい。いい演技にはちゃんと点数を出してほしい」と採点への不満を口にした井村ヘッドコーチ。井村ジャパンが3年後の東京五輪に向け曲がり角を迎えた。

続きを表示

2017年7月22日のニュース