キンクミ「応機臨変」??パターヘッド、グリップ替え6位発進

[ 2017年7月22日 05:30 ]

女子ゴルフツアー センチュリー21レディース第1日 ( 2017年7月21日    滋賀県大津市 瀬田ゴルフコース西コース=6567ヤード、パー72 )

18番でバーディーパットを放つ金田久美子
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 賞金ランキング66位の金田久美子(27=スタンレー電気)が69をマークし、首位と2打差の6位で発進した。今季は7試合で予選落ちと苦戦も、パターのヘッドやグリップを替えるなどし、本人いわく「オーキリンヘン」(臨機応変の意味)に対応。キンクミワード全開で“復活”した。成田美寿々(24=オンワードホールディングス)とイ・ナリ(29=韓国)が67で首位に並んだ。

 キンクミワード全開だった。好スコアをマークした金田は今週からパターをマレットへ替えて、グリップ、握り方も優勝した11年シーズンに戻したことを明かした。そして飛び出したのが、意味不明な言葉だった。

 「昔から感覚重視で適当に打っていたのに、最近はストロークばっかりを気にしていた。だから構えて“オーキリンヘン”に打つようにしたの」

 「もしかして、臨機応変のこと?」と聞かれると、「そうそう!それ」とにっこり。10番で4メートルを入れて3連続バーディーを奪うなど、好結果が出ていたころの感覚がよみがえったという。

 ホールアウト後の食事ではコース内のレストランのメニューを見ながら「クミ、チカエがいい」。長年付き添うマネジャーが「近江牛のこと?」と解明して、答えにたどり着いた。天然キャラの金田だが「いいゴルフをして自分に自信をつけたい」と語った時は真剣そのもの。見据えるのは6年ぶりの優勝。その時はコメントも必聴だ。

 ▼3位葭葉ルミ ピンチもあったが、何とかパーセーブできたのでバーディーチャンスが外れたことは忘れちゃった。(全米女子オープン帰りでボギーなしの68をマーク)

 ▼6位上田桃子 プロアマ戦でショットが今季一番良くて“ヨッシャー”と思っていたら、良くなかった。でもパットで頑張れた。(ボギー先行から巻き返す)

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2017年7月22日のニュース