浅香山親方、白鵬に勝利記録並ばれても「寂しさ?全然ない」

[ 2017年7月21日 05:30 ]

大相撲名古屋場所12日目 ( 2017年7月20日    愛知県体育館 )

審判をつとめる浅香山親方
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 通算1047勝を誇る元大関・魁皇の浅香山親方は、白鵬が自身の記録に並ぶ瞬間を審判として向正面の行司だまりで見届けた。「俺からしてみれば、忘れたころに(自分の)名前を思い出してもらえるのはありがたい。強さは十分伝わってきたし、気迫も伝わってきた。まだまだ通過点でしょう」と話し、足早に引き揚げた。

 魁皇は初土俵から140場所かけて1047の白星を積み上げたが、白鵬には98場所で追い付かれた。桁違いのスピードだけに「並ばれた寂しさ?全然ない。自分は大関として取り続けた結果。(成績不振なら引退となる)横綱という地位でやっているから凄い。自分と比べるものではない」と捉えている。

 現役時代には白鵬と胸を合わせている。最後の対戦は11年5月の技量審査場所千秋楽で、既に優勝を決めていた白鵬を寄り切って1044勝目を挙げた。だが、通算成績は6勝27敗と大きく負け越し。その凄さは肌で感じている。「体が軟らかい。下半身がしっかりしている。体の芯がしっかりしている。体が大きくなって力が増していけば、ああいうふうに強くなる」と説明した。

 同じ伊勢ケ浜一門とあって、親方になってからも白鵬の稽古を見る機会がある。「基礎運動をしっかりやっている。それが長持ちする秘けつ」と地道な鍛錬を怠らないことを知っているだけに、白鵬の今後にも期待を寄せる。「人が言うほど力は落ちていない。一番強いのは白鵬というイメージ。1100勝、1200勝はいくのではないか」。自らの記録を超えていくところを、一門の親方として見守っていく。

 ≪白鵬の主な記録≫通算優勝回数1位=38(2位=大鵬32)、全勝優勝回数1位=13(2位=大鵬、双葉山8)、連覇1位=7(朝青龍とタイ)、連勝2位=63(1位=双葉山69)、横綱在位場所2位=60(1位=北の湖63)

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