白鵬1046勝、最多勝王手 千代の富士弟子下し「恩返しできた」

[ 2017年7月19日 05:30 ]

大相撲名古屋場所10日目 ( 2017年7月18日    愛知県体育館 )

白鵬は10連勝で通算1046勝となり、「6」の文字を逆さに「9」にしおどける
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 白鵬が危なげない内容で元大関・魁皇(浅香山親方)の持つ史上最多1047勝に王手をかけた。「何があるか分からないから、見ていこうと思った」。最初は千代翔馬がつっかけ呼吸が合わず、2度目で立ち上がると、当たりを受け止めて右四つになった。「(投げの打ち合いとなった)先場所のこともありますし、投げも強いから最後は起きたところを出て行った」と相手が組み直すタイミングに合わせて寄り切った。

 17日に1045勝を飾り元横綱・千代の富士(先代・九重親方)の持つ史上2位の記録に肩を並べた。それを超える土俵で、先代の九重親方の弟子だった千代翔馬との取組。「そういう巡り合わせ」という中、天国に勝利を届け「弟子に勝って恩返しができた」と安どの表情を見せた。

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2017年7月19日のニュース