岩橋、自己最高2位「楽しかった」4バーディーで一時首位並ぶ

[ 2017年7月17日 05:30 ]

女子ゴルフツアー サマンサタバサ・レディース最終日 ( 2017年7月16日    茨城県阿見町 イーグルポイントゴルフクラブ=6667ヤード、パー72 )

8番、バーディーパットを外し悔しがる岩橋里衣
Photo By スポニチ

 首位から2打差で出た岩橋里衣(31=フリー)が4バーディーを奪い、通算7アンダーの209でプロ3年目で最高の2位に終わった。69をマークして一時はトップに並ぶなど追い上げるも、4打及ばなかった。金楷林(キム・ヘリム)(27=韓国)が67と伸ばし、通算11アンダーで日本ツアー初出場優勝を果たした。

 最終組から1組前の岩橋がジリジリと追い上げる。「一打一打に集中する」をモットーに4番で5メートルを沈めると続く5番、7番とバーディーを重ねた。11番で4つ目のバーディーを奪って8アンダーとし、ついにトップの金楷林に並んだ。

 だが、14番でドライバーを左に曲げて初のボギー。最後は4打差をつけられた。それでも自己最高の2位フィニッシュ。「最後まで追う立場でいいゴルフができました。楽しかったです」と充実した様子で振り返った。

 埼玉県白岡市出身。埼玉平成高では看護師も目指すも、2年の時にゴルファーの道を選択した。今季は予選会18位の資格でツアーに出場しているが、「狭いビジネスホテルが苦手」で、遠征の際には民泊施設などをネット予約。今週は自宅から車で通い、初の優勝争いを演じた。

 賞金474万円を獲得し、今季の通算を約1224万円としてランキング44位まで上がった。シード圏50位以内が目標で「まだまだこれからです」と気を引き締めた。

続きを表示

2017年7月17日のニュース