衰え知らずのフェデラー、東京五輪出場の可能性は?

[ 2017年7月15日 09:30 ]

ウィンブルドン男子シングルス準決勝、ベルディハ(右)を下し決勝進出を決めたフェデラー(AP)
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 19度目の4大大会制覇に王手を懸けたフェデラーは、準決勝後の会見で今後のキャリアの見通しについて語った。

 選手生活を続ける鍵に挙げたのは「健康」「家族」「成功」の3つ。「ともかく健康でなければ始まらない。そして妻とはいつも家族や子供のことについて話し合っている。ツアーを回ることがみんなにとってハッピーであるように。ある程度の成功を収め続けることも重要。今大会の成果は今後もツアーでやっていく助けになる」

 その発言の中に東京五輪というフレーズも出てきた。「だからいつまでやるのか何も決まったものはない。東京五輪まで見据えているかというと、まだそこまでは考えていない」。今季は往時を思わせる強さを取り戻し、何よりテニスを楽しんで見える35歳。現状だけ見れば3年後に大きく老け込むことも考えづらい。輝かしいタイトル歴を誇りながら五輪シングルスの金メダルはまだ持ってないだけに、日本のファンとしてはその気になってくれることを期待するしかなさそうだ。

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2017年7月15日のニュース