【フロム ニュージャージー(1)】藍支える「給食当番」の母が勝負メシ

[ 2017年7月15日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子オープン第1日 ( 2017年7月13日    米ニュージャージー州ベッドミンスター トランプ・ナショナルGC=6732ヤード、パー72 )

全米女子オープン第1日、9番でバーディーを決め、ガッツポーズする宮里藍
Photo By 共同

 全米女子オープンの大会中「フロム ニュージャージー」と題した連載でメジャーならではの話題を紹介する。

 宮里藍は家族の手厚いサポートを受けて戦っている。食事を支えるのは「給食当番」と自任する母・豊子さん(66)。たくさんの食材を日本から持ちこむために「いつもスーツケースは食材でいっぱいになる」そうだ。

 豊子さんのレパートリーは多彩で、メニュー選びに気を使っている。「午後スタートの時は帰りが遅くなるので、温め直してすぐに食べられるようにカレーにすることが多いんです」。特製の豚肉入りカレーのほか、ソーメンチャンプルーや沖縄そばなどの郷土料理を作ることもあるという。

 「好き嫌いなく、何でも食べる子」と豊子さん。将棋界で話題の14歳、藤井聡太四段で話題になった“勝負メシ”。宮里藍の場合は母の愛情こもった手料理だ。

続きを表示

2017年7月15日のニュース