鶴竜、右足首痛め休場 今年もう3度目 井筒親方“次で進退”

[ 2017年7月13日 05:30 ]

鶴竜(手前)は北勝富士に押し出しで敗れていた
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 横綱・鶴竜が12日、日本相撲協会に「右足関節外側じん帯損傷により約3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。3日目の北勝富士戦で敗れた際に右足首を痛めた。

 休場は通算7度目。今年だけでも夏場所に続く3度目の休場となる。師匠の井筒親方(元関脇・逆鉾)は「横綱らしい成績でなければ(引退を)覚悟しなければならない。16年のキャリアの集大成だ」と次に出場する場所で進退を懸けることを明言した。

 今回の故障箇所は初めての部位。同親方は横綱としての力が衰えている可能性も指摘し「ケガをして休場してしまうのは実力がないということ。次に土俵に上がっても勝てなければ潔く決断しなければならない」と述べた。一方、名古屋市内の病院で診察を受けた鶴竜は、進退を問われる状況に「そう言われてもしょうがない。だが、このケガで終わりたくないという強い気持ちがある」と再起への思いを口にした。

 3月の春場所から17年ぶりに4横綱となったが、全員の皆勤は3場所続けて実現しなかった。

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2017年7月13日のニュース