藤井四段が名古屋場所観戦 場内どよめき相撲そっちのけ!?

[ 2017年7月12日 19:07 ]

大相撲名古屋場所4日目を観戦する藤井四段
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 将棋の藤井聡太四段(14)が12日、愛知県体育館で行われている大相撲名古屋場所4日目を観戦に訪れた。愛知県瀬戸市に在住の藤井四段は、小学生の頃に祖父とよくテレビで相撲を観戦していたという。

 午後4時すぎに師匠の杉本昌隆七段(48)が持っているという枡席に師匠と共に着席。場内では千代丸と佐田の海が取り組みをしていたが、観客は騒然となり、相撲ではなく藤井四段にスマホを向ける光景が繰り広げられた。

 実況をしているNHKの藤井康生アナウンサーも「この相撲をじっくり見ているお客様はほとんどいなかったような状況です」というほどだった。

 藤井四段は昨年12月にデビューして以来、史上最多記録を更新する29連勝を達成。7月2日に連勝記録はストップしたが、14歳最後となった11日の加古川青流戦の3回戦でも勝って、ベスト8入り。再び連勝をスタートさせている。

 19日に15歳の誕生日を迎え、次回の対局は、21日に上州YAMADAチャレンジ杯準々決勝で三枚堂達也四段(23)―梶浦宏孝四段(22)の勝者と戦う。この日は普段の将棋の盤面とは違った勝負の世界を堪能していた。

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