ジョコビッチ 大会側の対応に不満「どういう理屈なのか全く分からない」

[ 2017年7月12日 16:28 ]

8強入りを果たしたジョコビッチ
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 大会4度目の優勝を狙う世界ランキング2位のノバク・ジョコビッチ(30=セルビア)が大会側の対応に不満をあらわにした。

 「昨晩プレーできなかったのはハッピーじゃないね。間違った判断だと思う。やろうと思えばできたんだ。どういう理屈なのか全く分からない」

 4回戦でアドリアン・マナリノ(29=フランス)にストレート勝ちを収め、2年ぶりに8強入りを決めた。しかし、試合後は憤然とした態度を崩さなかった。

 マナリノとの対戦は本来、前日10日に1番コートの第3試合に組まれていた。しかし、第2試合のミュラーとナダルの試合が5時間近いマラソンマッチとなり、午後8時半過ぎまでかかった。7時頃には照明付きのセンターコートが空いていたものの、そちらには振り替えられることなく翌日に順延された。

 センターコートの観客はすでに去っていたとはいえ、ウィンブルドンでは返却されたチケットは場内で待つ観客に再販売される。「そのお客さんを入れれば試合はできた」とジョコビッチは主張。大会側からは8時前になって、場内の混乱を避ける「安全上の理由」でコートの移動はしないと伝えられたという。見通しの立たないまま待ちぼうけを食らい、結局試合は丸ごと順延。何もせずに帰るはめになったジョコビッチは「全くもって優柔不断」とその対応を批判した。

 さらにその怒りは4大大会で唯一最終セットでタイブレークを実施しない試合方式にも飛び火した。「イスナーとマユが11時間の記録を作ったからなのか?お客さんにとって素晴らしいドラマなのは分かる。でも選手は翌日か翌々日にはまた戦わないといけないんだ」と語気を強めた。

 ストレート勝ちしたとはいえ、マナリノとの試合は第3セットに右肩の治療を受ける場面もあった。回復の時間がなく、連戦でベルディハ(チェコ)との準々決勝を迎える。その不安もジョコビッチの苛立ちに拍車をかけたのかもしれない。

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