ジョコ2年ぶり8強、失セット0 不振脱出へ「ベスト尽くす」

[ 2017年7月12日 05:30 ]

テニス ウィンブルドン選手権第8日 ( 2017年7月11日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

ウィンブルドン男子シングルスで2年ぶりの8強入りを決め、声援に応えるジョコビッチ
Photo By 共同

 男子シングルス4回戦で、世界ランキング4位のノバク・ジョコビッチ(30=セルビア)が、同51位のアドリアン・マナリノ(29=フランス)を6―2、7―6、6―4で下した。ここまで1セットも落とさずに2年ぶりのベスト8進出。4度目の優勝に向け、準々決勝では過去25勝2敗と圧倒している同15位のトマーシュ・ベルディハ(31=チェコ)と対戦する。

 1日待ちぼうけを食らったジョコビッチが、4大大会初の8強入りを狙うマナリノを一蹴した。前日は他の試合が長引き、試合が始まらないまま順延が決定。「ずっと待っていたから長い一日だった」と振り返ったが、この日の試合は2時間15分であっさりと片をつけた。第3セットで右肩の治療を受けても大勢に影響はなかった。3回戦で敗退した昨年の今大会から長いトンネルに入り、いまだ抜け出せていない。今大会からは元世界7位のマリオ・アンチッチ氏(33=クロアチア)をコーチとして招へい。「次第に相手も強くなるがベストを尽くす」と勝利を糧に不振脱出を目指す。

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2017年7月12日のニュース