稀勢の里が初白星! 高安嬉しい「大関1勝」 白鵬は歴代最多勝利記録へ「あと9」

[ 2017年7月10日 17:51 ]

<大相撲名古屋場所2日目>貴景勝(左)を突き落としで破った稀勢の里
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 大相撲名古屋場所は10日、愛知県体育館で2日目を迎えた。左上腕などに不安を抱え初日黒星発進の横綱・稀勢の里は、前頭筆頭・貴景勝を破り初白星を挙げた。初日は4横綱3大関が出場して2横綱3大関に土がつくという56年ぶり大波乱となったが、2日目に和製横綱が意地を見せた。新大関の高安は前頭三枚目・勢と対戦。得意のかち上げから寄り切って「大関1勝」を挙げた。

 初日土のついた上位陣では、横綱・日馬富士が前頭筆頭・正代に押し出しで敗れて屈辱の連敗発進。大関陣も照ノ富士と豪栄道がそれぞれ関脇・玉鷲と小結・嘉風に屈して連敗を喫した。

 初日白星発進の横綱・白鵬は前頭二枚目・栃ノ心を寄り切りで倒し連勝。通算1038勝で、元大関・魁皇(浅香山親方)が持つ史上最多1047勝にあと9勝と迫った。横綱・鶴竜も小結・琴奨菊を突き落としで下し連勝。

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