琴音 日本選手最高3位、抜群の安定感 次週Vへ「今度こそ」

[ 2017年7月10日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ニッポンハム・レディース最終日 ( 2017年7月9日    北海道北斗市 アンビックス函館倶楽部上磯ゴルフコース=6362ヤード、パー72 )

ニッポンハム・レディース最終日 日本勢最高の3位に入った堀琴音
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 6打差を追ってスタートした堀琴音(21=東芝)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算11アンダー、205で日本選手最高の3位に食い込んだ。67と伸ばしたイ・ミニョン(25=韓国)が独走の通算19アンダーで今季2勝目。アン・シネ(26=韓国)は通算8アンダーで13位に終わった。

 韓国勢が1、2位を占めた中、「初優勝に最も近い」と言われる堀琴が3位に入った。首位とは6打差のスタート。逆転へ「ビッグスコアを狙った」が、2番でグリーン手前のバンカーに入れてボギーが先行。3番でバーディーを奪い返したが、いきなりつまずいてリズムに乗れず「これがなければ4番のボギーもなかった」と悔やんだ。それでも、5番以降は「優勝は厳しくても一つでも上の順位を」と切り替え4バーディーと取り返した。

 ここ6試合では2位1回を含めトップ5が5回と抜群の安定感。この試合で700万円を加えて今季の獲得賞金を3912万2166円とし賞金ランクは8位まで上昇した。ただ9位の西山以上で優勝がないのは堀琴一人。「優勝争いをしても勝てないのは悔しい」とツアー初優勝への思いを口にした。それでも、「以前に比べれば粘れるようになったし、今は調子もいい」と手応えはある。次週はサマンサタバサ・レディース(14日開幕、茨城県イーグルポイントGC)。「今度こそ」と力を込めた。

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2017年7月10日のニュース