谷原秀人 海外初Vへ2打差4位 追撃に自信「優勝争い楽しみたい」

[ 2017年7月9日 08:53 ]

欧州男子ツアー アイルランド・オープン第3R ( 2017年7月8日    英ポートスチュワート ポートスチュワートGC=7118ヤード、パー72 )

<アイルランド・オープン第3R>18番でバーディーパットを打つ谷原秀人
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 欧州男子ツアーのアイルランド・オープンは8日、第3ラウンドが行われ、谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)が海外初優勝に向けて好位置につけた。7バーディー、1ボギーの66で回り、通算15アンダーで首位と2打差の4位。「日に日に状態は良くなっている。あとは風とグリーンが攻略できれば追いつける」と最終日の追撃に自信を見せた。

 「パー5で2オンしてバーディーが取れているのが大きい」と今大会は4つあるパー5で合計8バーディーを奪取。この日もパー5を中心に着々と伸ばした。気持ちのいい青空が広がった大会3日目。「アゲンストでの距離感がよく分からない」と北アイルランドの風には試行錯誤し続けた。ホールによってまちまちだというグリーンの速さも悩みの種だが、ショットが乱れた11、12番ではしぶとくパットを沈めてパーを拾った。

 15番でのボギーはまだ今大会2つ目で、堅実なプレーでバーディー合戦に挑んでいる。青木功、松山英樹に続く日本勢3人目の欧州ツアー制覇のチャンスは十分。「海外ツアーはアジアを含めて優勝したことがない。素晴らしい選手の出ている大会で優勝争いを楽しみたい」と気負いなく語った。

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2017年7月9日のニュース