谷原7バーディーで4差8位「最低でもあと1日は爆発しないと」

[ 2017年7月9日 05:30 ]

欧州男子ゴルフツアー アイルランド・オープン第2日 ( 2017年7月7日    英ポートスチュワート ポートスチュワートGC=7118ヤード、パー72 )

第2ラウンド、16番でラフから第2打を放つ谷原秀人
Photo By 共同

 谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)は7バーディー、ボギーなしで65の好スコアをマークし、6バーディー、2ボギーの68で回った松山英樹(25=LEXUS)とともに通算9アンダーで8位につけた。67で回ったダニエル・イム(32=米国)とバンジャマン・エベール(30=フランス)が通算13アンダーで首位を守った。

 日本ツアー屈指のパットの名手がグリーン上でさえを見せた。ボギーなしの65で回った谷原は「パットがよく入ったので良いラウンドができた」と自賛した。「グリーンのスピードが遅くて強めに打たないといけない。タッチを合わせながらやった」と遅めのグリーンにも対応し、合計25パットでまとめた。

 13番でバーディー先行。14番はエッジから寄せて、15番は5メートルを決めて3連続バーディー。18番でも伸ばして、強風と雨にたたられた前半で4バーディー。後半は5、9番で1メートルを決めるなど3バーディー。猛チャージで8位に浮上した。

 東北福祉大の後輩・松山と一緒に練習しており「彼は世界No・2なので勉強させてもらっている」。コース外でもリラックスした時間を過ごしている。ともに優勝を争う位置に付けて「いつも英樹のところで食事させてもらっているからかな」と軽口も飛び出した。

 日本ツアー14勝の実力者は「最低でもあと1日は爆発しないと上位には追いつけない」と意欲もにじませた。

 ≪松山上がり好調≫ 松山は後半の5番から3連続バーディーを奪うなど残り5ホールで4つ伸ばした。フェアウエーをキープしたのが2回だけとショットの制御に苦しみ「“やっとこさ”パーという感じ。最後5ホールでポンポンポンと取れて良かった」と振り返った。首位と4打差で臨む決勝ラウンドに向けて「自分の状態を上げられたら楽しみな週末になるかな」と腕をぶした。

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2017年7月9日のニュース