ナダルのミドルサンデーの予定は?グリーンジャケットの王者も激励

[ 2017年7月8日 09:30 ]

男子シングルス3回戦でカチャノフを下し、ガッツポーズのナダル (AP)
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 他の4大大会と異なるウィンブルドンの特色として、大会7日目の日曜が休養日となる「ミドル・サンデー」の存在がある。男子シングルスで3度目の優勝を狙うラファエル・ナダル(31=スペイン)は3年ぶりの4回戦進出を決め、久々にこのミドル・サンデーを過ごせることになった。

 何をするのかと問われたナダルは「練習とリラックス。宿舎で家族とゆっくり過ごしたい。ゴルフを見たり、いとこと映画を見る。いとことは少しサッカーもするかな。それぐらいだよ」と答えた。

 ゴルフと言えば、この日は4月のマスターズを制したセルヒオ・ガルシア(スペイン)がグリーンジャケットを着て観戦に訪れた。ナダルは試合後に顔を合わせ「久しぶりに会えて良かった。今日はデビッド・ベッカムも来ていたけど、彼らのようなビッグスターが来てくれるのはテニスにとって凄く良いことだ」と同胞の来場を歓迎した。

 ナダルは開幕前に会場のすぐ近くにあるロイヤル・ウィンブルドンGCでラウンドもしたという。「スイングはひどいけどプレーは手堅い。大きなミスはしないから。ドライバーもショートゲームもいいと思う」と自らの腕前を語った。

 テニス同様に、ゴルフやサッカーにしても100%出し切るのがナダル流。「スポーツで全力を尽くさないなんて理解できない。ゴルフでも友達とのサッカーでも勝つために全力を尽くさなきゃ」と最後にはナダルらしい哲学を明かしていた。

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2017年7月8日のニュース