“空手界の綾瀬はるか”清水希容「優勝が目標 2020年へステップアップに」

[ 2017年7月7日 15:26 ]

会見に出席した清水希容
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 4年に1度開催されるワールドゲームズ(20日開幕、ポーランド)とアジア選手権(13日開幕、カザフスタン)に出場する空手の日本代表選手が7日、東京都内で記者会見を行い、「空手界の綾瀬はるか」こと女子個人形の清水希容(23=ミキハウス)は「優勝が目標。2020年に向けたステップアップにしたい」と抱負を語った。

 清水にとって、プレ東京五輪として格好の舞台となる。4人ずつのリーグ戦を行い、上位2人による決勝トーナメントで優勝を争う今大会の試合形式が東京五輪でも採用されると想定。未経験の大会でどこまで戦えるのか、世界トップ8と腕試しする考えだ。「形の構成なども考えて練習に取り組んでいる。想像しかできないが、普段はそういう経験ができないのでいい練習になる。一つ一つ噛みしめて大会に臨みたい」と気合い十分に話した。

 リーグ戦の対戦相手によっては、必勝の形を序盤で使ってしまう可能性もある。同じ形は2度使えないため、総合力が問われる戦いになるのは必至だ。「形の構成はかなり重要になる。得意の形だけでは駄目。どの選手と当たってもいいように五つの形を底上げしている」と3年後も見据えてレベルアップを誓っていた。

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2017年7月7日のニュース