熊に襲われたマラソン・ランナーが得意の?脚力でピンチを脱出

[ 2017年7月7日 16:32 ]

 米北東部メーン州オーバーンでケニア出身のマラソン・ランナー、モニンダ・マルベ(36歳)が熊に襲われた。

 午前5時からの“朝練”で未舗装の山道を走っていたところ、18メートル前に2頭の熊が出現。すぐに振り返って18メートル先にあった民家をめがけて突っ走り、壁とガラスで囲まれた玄関ポーチに逃げ込んだ。

 マルベは2012年のメーン・マラソンで3位、13年の同ハーフで優勝した実績があり、現在はメーン大学に在学中。ポーチに逃げ込んだ時、熊との距離は9メートルしかなく、レースでは経験しなかった?“急追”を許す形となった。

 近くにあった湖に飛び込むという方法もあったが、マルベは泳げなかったために断念。熊はポーチに近づいてきたが破壊して侵入することはなく、しばらくすると森の中で消えていったという。

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2017年7月7日のニュース